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石灰性腱炎 中年女性に多い肩痛 取材協力/ゆたか整形外科
「40〜50歳代の女性に多くみられる肩痛の症状に『石灰性腱炎(石灰沈着性腱板炎)』があります」と、ゆたか整形外科の川名院長は話す。
夜間に突然生じる激烈な肩関節の疼痛。睡眠が妨げられ、関節を動かすことが出来なくなるほどの痛みを伴う。
原因は、肩腱板内に沈着した石灰成分のリン酸カルシウム結晶。これにより急性の炎症が生じ肩の疼痛・運動制限が起きる。当初は濃厚なミルク状で、時とともに石膏状に硬く変化。石灰が溜まり膨らむと痛みが増し、腱板から滑液包内に破れ出る時に激痛となる。いわゆる五十肩の症状とよく似ているという。
「ほぼ穿刺(せんし)・注射療法、消炎鎮痛薬の内服、リハビリなどの保存療法で軽快しますが、痛みが持続し肩関節の動きに支障がある場合は手術が選択されることもあります。痛みを感じたら早めに受診してください」と川名院長は話している。
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