今年7月に国土交通省の「みなとオアシス”ペリー久里浜”」に登録された久里浜港ふ頭で今月8日、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の研究船「よこすか」の一般公開があった。船内や自律型無人深海探査機「じんべい」を見学できる貴重な機会とあって長蛇の列ができた。
「よこすか」は、深海の謎に迫る有人潜水調査船「しんかい6500」の支援母船。船を吊り上げるためのクレーンや格納庫を備えるほか、海底地形図をつくる海洋調査の役割を担っている。当日は、各船の役割を紹介するパネルや深海の水圧変化がわかる展示があった。同じ場所で「黒船朝市」も開かれ、産直品を求める人たちでごった返した。エリア一帯で約1万3千人が集まった。
店先に元気な助っ人
朝市では、放課後等デイサービス「湘南国際アフタースクール」に通う小学2年から高校3年生の25人が、直産品販売の手伝いを行った。コロッケの三富屋直売所やケーキを扱うファミール製菓、地元農家など計6カ所のブースに立ち、大声で客を呼び込んだ。同所代表の吉田勝英さんは「初めての接客業に苦戦しながらも元気にできていたと思う」と話した。
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