横須賀版 掲載号:2019年3月29日号 エリアトップへ

今春から社会人サッカーチーム「フィフティークラブ」に所属する 大久保 哲哉さん 長浦町出身 39歳

掲載号:2019年3月29日号

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「現役続行にしがみつく」

 ○…あくまでもプロ選手として現役にこだわり続ける。昨年までプレーをしていたJリーグ「ザスパクサツ群馬」を離れ、4月から横浜市を拠点とする「フィフティークラブ」に新加入。関東リーグ昇格、天皇杯出場の請負人としてチームの期待を背負って戦う。Jリーガーの選手寿命が26歳前後という中で、39歳という年齢は、「どのチームでもぶっちぎりの最年長」と笑うが、気力も体力も充実。「まだまだやれる」

と胸を張った。

 ○…駒澤大学卒業後、22歳で「横浜FC」に入団したのを振り出しにJ1からJ2、JFLを渡り歩き、今も激しい競争の世界に身を置く。身長190cmの高さから繰り出すヘディングが持ち味。「フォワードのポジションは得点してこそ評価される」。Jリーグ通算99ゴール。結果がすべての世界で自ら居場所を作り続けてきた自負がある。

 ○…長い選手生活の中で所属チームから戦力外通告を受けるなど、厳しい場面に何度も遭遇してきたが、折れない心で前に進んできた。今年は1月まで新天地が決まらない状況に「引退」の2文字がよぎったがトレーニングに励み、決してあきらめなかった。「現役続行にしがみつく」。発した言葉が未来をつくる。

 ○…選手生活と並行して、この春から躍進目覚ましい三浦学苑高校サッカー部のコーチ兼テクニカルアドバイザーに就任。グラウンドで声を張り上げ後進の育成にも力を注ぐ。「技術面の指導はもちろん、サッカーと向き合う姿勢を彼らに見せていきたい」と意気盛ん。「彼らの指導を通じてサッカーを違った角度から見ることができる。自分の頭の整理にもなりそう」。現役選手としての時間は限られている。「全力疾走した先に道ができていく」。一瞬一瞬が勝負であることを胸に刻む。

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