横浜DeNAベイスターズは、選手の育成環境強化を目的にファーム施設を追浜の2軍本拠地、横須賀スタジアム隣に整備。「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」と命名された選手寮(青星寮)ほか屋外・屋内練習場の一連施設は、7月末から稼働する。
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選手寮は長浦にある旧施設に比べて延床面積が約2・5倍、部屋数も28から42室に増えた。選手やコーチの要望を取り入れ、目的に応じたトレーニングフロアや共用リビング、多目的スペースなどを充実させた。施設名称「ドック(船渠)」のイメージから、深みのある青のレンガ調の外観壁面など、空間デザインの細部まで趣向を凝らしている。
屋外練習場は、横浜スタジアムと同規格で形状やフェンスの高さなども合わせており、より実践に近い形で練習に臨める。見学スペースは約150人分を確保している。
同球団は今月3日、神里和毅選手と上茶谷大河選手と共に選手寮を報道陣や市関係者に公開。2選手とも、グラウンドが見渡せるテラスが気に入った様子で、「野球に没頭できる環境ができた。集中して成果を出したい」と話した=写真右。
追浜もベイ一色に
追浜を「ベースボールタウン」として街づくりと連動させている横須賀市は、施設完成と今月14日(日)に開催するおっぱままつりに合わせて、追浜駅から横須賀スタジアム間の電柱に、チームカラーの青色を用いたデザインラッピングを掲示。スタジアムまでの誘導のほか、街なかをブルーのイメージで統一していく。また、球団・市と連携協定を結んでいる京急電鉄もオリジナルタオルなどのグッズを製作。追浜商店街の14店舗で14日から数量限定で販売する。
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