オートバイのロードレース世界選手権、通称「MotoGP」のMoto2クラスに参戦している長島哲太さん(27/武山中出身)が今月8日、上地克明市長を表敬訪問した=写真。
3歳でポケットバイクにまたがり、小中学生時代には国内のレースを転戦。数々の大会で名前を残した。2014年から世界戦にも出場。現在は、スペインのバルセロナに拠点を置いて各国を転戦し、1年の約3分の1は家族のいる横須賀で過ごしているという。
日本GPに出場
世界で戦う中で、「レースの組み立てや細かい駆け引きなど、自信を持って臨めるようになってきた」と長島さん。先日、タイでの第15戦を終えて帰国。今月18日から20日にツインリンクもてぎ(栃木県)で開かれる日本グランプリにも出場する。「目指すは表彰台。トップ3に」と意気込む。さらなる目標は、世界最高峰のMotoGPへの参戦。ファンや周囲の期待も高まっている。
地元に恩返し
プロレーサーとなってからも世界で戦うまでの道のりは厳しく、転戦費用捻出のため、市内でアルバイトを掛け持ちしていた時期もあったという。
市長表敬は、本人たっての希望で実現。「三浦半島にツーリングで訪れる人も増えていると聞いている。バイクブームも再燃している中で、自分が地元盛り上げの力になれることがあれば」と話し、交通安全教室の開催なども市長に提案した。また、16年から自身が暮らすスペインに関しても、「生ハムやワインなど食の魅力も横須賀に伝えていきたい」と笑顔を見せた。
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