1980〜90年代に青春時代を過ごした人には懐かしい記憶、ネット配信全盛の現在なら新感覚のエンタメ体験となるのか──。
新型コロナウイルスの対策行動として、自動車車内という遮断空間で映画鑑賞を楽しむドライブインシアターが全国的に注目を集めている。今月13日・14日には、大矢部にある「湘南衣笠ゴルフ」の駐車場でイベント形式の上映会が初開催され、2日間で約100台の車が集まった。練習場の壁面に設けた即席のスクリーンに映像を映し出し、カーラジオから音声を聴き取る仕組み。青春音楽映画『シング・ストリート未来へのうた』が上映され、前後には作品にまつわるエピソードをミュージシャンの曽我部恵一さんらが語る会場限定のラジオが放送された。
屋外上映とラジオ放送をミックスした古くて新しいイベントは、放送作家の町山広美さんの企画。三浦半島で会場を探す中で、同ゴルフの岩崎聖秀さんが協力を申し出た。自粛ムードでふさぎがちな気分を跳ね除けるきっかけにしたかったという。観賞チケットは、売り出してすぐに完売する人気ぶり。岩崎さんは定期的な開催にも意欲を見せた。
|
<PR>
横須賀版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|