神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
横須賀版 公開:2020年9月11日 エリアトップへ

陸上(棒高跳び)の元日本代表で、「走り方教室」を開講する 森 拓朗さん 森崎在住 37歳

公開:2020年9月11日

  • LINE
  • hatena

「走るって楽しい」伝えたい

 ○…走ることに自信がない・苦手―。「そんな子どもたちに、前向きに運動を楽しんでほしい」。今月から、市内財団の「トップアスリート指導セミナー事業」の一環で、小学生を対象にした走り方教室を始める。「目標を定めて自信につなげたい」と意気込む。

 ○…小学校ではソフトボールに熱中。岩戸中では野球部と迷いながら陸上部も見学。「人間でもこんな高さを飛び越えられるんだ」。先輩の練習する棒高跳びに衝撃を受けた。始めてはみたものの、ポールは扱いづらく、地道に基礎練習を重ねた。光が差したのは、隣接する岩戸高校の指導者に教わってから。「ひとつ壁を越えた」。全国大会2位の成績を残し、陸上の名門、千葉にある成田高校に進学した。寮生活や中高での練習の違いに戸惑いながらも「走れないと勝てない」と走力も強化。「スピードと技術」を積み上げた。

 ○…大学生で出場した世界ジュニアは、ウサイン・ボルトも同じ会場に。「戦う意識が変わった」。この経験と実業団チームでのコーチとの出会いが第二の転機。棒高跳びに特化した身体づくりで東アジア大会では金メダルを獲得した。「折れずに練習を続けてきたことが実績に結び付いた。人生につながる財産。これを教える・伝えることが、自分なりの社会貢献」。現役を引退して数年、地元での恩師との縁もあり、講座の開催に至った。

 ○…「走ることは生活の一部。シンプルだけど奥が深い」。子どもを相手に、声掛けや励まし方をイメージしながら指導に臨む。思えば、自分も指導者との巡りあわせから、さらに上の目標を描くことができた。「出会いをチャンスに変えてほしい」。横須賀の子どもたちが、走りで笑顔になることを期待している。

横須賀版の人物風土記最新6

三木 真理子さん

「関根川〜相模湾海中 水の輪つなぎ活動:chotto」の代表を務める

三木 真理子さん

秋谷在住 

4月19日

今野 睦夫さん

横須賀市ラジオ体操連盟を設立し、会長に就任した

今野 睦夫さん

二葉在住 82歳

4月12日

美里 芽玖(みさと めぐ)さん

ピアニストとして地元で初のソロリサイタルを開く

美里 芽玖(みさと めぐ)さん

平成町在住 22歳

4月5日

佐久間 大輔さん

大阪市立自然史博物館の学芸員を務める

佐久間 大輔さん

三春町出身 56歳

3月29日

新谷 健(たけし)さん

娯楽劇を演じる市民劇団「浜の隠居の会ぷらす」の代表を務める

新谷 健(たけし)さん

鴨居在住 68歳

3月22日

山田 裕子さん

鉄道ファンコミュニティ「よこすか子鉄くらぶ」を主宰する

山田 裕子さん

野比在住 49歳

3月15日

あなたの街の植木屋さん ハロー・ガーデン

土日祝OK!見積り・出張費0円!1本からでも対応します!

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

横須賀版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook