横須賀市は台風や地震など大規模災害時の地域支援について、今月14日と15日に市内の団体と防災協定を締結した。
改修・防水・建築事業者14社による(一社)三浦半島建物改修工事業協会との協定は、災害発生時、地域拠点となる行政センター建物施設の応急補修を担う内容。上地克明市長は「情報発信拠点の安全確保は大事。地元企業の支援はありがたい」と感謝の意を表した。同協会の岡田成煥代表理事(株式会社富士防代表取締役)は「三浦半島を地盤に事業を展開しており、私たちの技術や経験を地域に役立てたいという想いが形になってよかった」と語った。
横須賀を拠点に活動する事業者らで構成される(一社)キッチンカー協会と締結した協定では、大規模災害時に協会が市民に対し避難所での炊き出しや物資配送などの支援を行うことが確認された。上地市長は「被災者も含め、誰も一人にさせない街・横須賀に手厚い協力を頂け感謝」と謝意を伝えた。東日本大震災への支援をきっかけに今回の協定を市へ投げかけたという伊藤陽子代表理事は「不安な避難所生活でなかなか行き届かない温かい食べ物を広く届けたい」と話した。今後避難訓練等での炊き出し実演も考えていくという。
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