横須賀・三浦 人物風土記
公開日:2022.10.28
「いちご よこすかポートマーケット」を運営するいちご(株)で副社長を務める
石原 実さん
逗子市在住 55歳
圧倒的な「食体験」を提供
○…産地の魅力を発信しながら、観光集客の拠点として機能する新生「よこすかポートマーケット」の事業責任者。業績低迷で撤退を余儀なくされた店舗に新しいコンセプトを持ち込んで勝負を挑む。掲げたキーワードは「三浦半島フードエクスペリエンス」。農業や漁業、調理に携わる”作り手”たちのストーリーを体験という形で伝えていく。誘致した都内の人気サンドイッチカフェ。「ここで使用する野菜、ハム・ソーセージは地場産品。美味しいを実感したら、同じ食材を店内で購入して自宅で再現することができる」。テナントを超えた連携は戦略のひとつ。「売れるための価値をつくっていく」
○…勝算はある。売り場面積を従来の2倍に広げ、海を望むスペースに飲食を楽しめるデッキを配した。館内ステージでは、音楽ライブなどエンタメによる集客も図る。肝心の販売手法は、千葉県松戸市にある青果市場の再生で蓄積した成功メソッドを注入する。「(松戸では)一般開放で個人消費を呼び込み、出店者が魚のさばき方や肉、野菜の調理方法を示すことで利用客の拡大と定着に成功した」。地方創生案件を数々指揮してきた自信が言葉に宿る。
○…横須賀の課題を熟知し、研究もしている。人口減少を補う交流人口の増加は、「フードエクスペリエンス」を軸に一次産業と三次産業を結びつけることで具体策を提示していく。本業である不動産事業のノウハウを活かし、地域の空き家問題にも積極的に関与していく考えだ。
○…いちご社は、Jリーグサッカーチーム「横浜F・マリノス」との関係も深く、ポートマーケットをコラボ拠点にしていく。「横須賀のまちに何ができるかを考え続ける」
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