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公開日:2023.10.13
ソレイユの丘
「官民連携の刷新」が評価
都市公園等コンクールで大臣賞
長井海の手公園ソレイユの丘が、「第39回都市公園等コンクール」の都市公園制度制定150周年記念部門で、国土交通大臣賞を受賞した。今年4月のリニューアルに伴い、官民連携による事業運営で西地区の観光交流拠点としての機能拡充や景観の良さなどが評価。同園は「幅広い世代でリピーターを増やしていきたい」と今後の展望を述べた。
都市公園等の設計や施工、材料・工法・施設、管理運営に係る作品を表彰する(一社)日本公園緑地協会主催の「都市公園等コンクール」。中でも、「都市公園の未来をけん引する先進的な取り組み」を対象とした同部門には、今回12の応募があり、ソレイユの丘は最高賞である国土交通大臣賞を獲得した。
評価ポイントは、【1】官民連携で既存施設と新規施設との相乗効果が発揮できる整備がなされた【2】従来の客層からさらに幅広い人々を呼び込めるように、ダイナミックなランドスケープデザインや園内コンテンツの新設、更新、拡充により地域の観光交流拠点へとリニューアルした-という点。「西地区ならではの空気感、景観、居心地を重視しながら、非日常感も味わえる公園をめざそうとする思いが伝わった」とスタッフは喜ぶ。
横須賀市は同園の未供用部6・6haの活用と民間活力を取り入れた「Park-PFI+指定管理者制度」導入による、公園リニューアルをめざして事業者を公募。審査で日比谷花壇や京浜急行電鉄らで構成する「エリアマネジメント横須賀共同事業体」を選定した。
工事に伴う約半年間の全面閉園を経て、今年4月にリニューアルオープン。「365日誰もがまるごと遊び楽しめるエンターテイメントパーク」をコンセプトに花畑やレストラン、大型アスレチック、グランピングコテージ、eスポーツ体験施設など様々なコンテンツを有する。また、観光だけでなく、チームビルディング研修や自然教育の場として企業・学校を積極的に受け入れ、平日利用も促進。来園客数は9月末時点で60万人を達成し、コロナ禍前に記録した過去最大の74万人超(2019年)に迫る勢いになっている。
なお、表彰は10月27日(金)の「『ひろげよう 育てよう みどりの都市』全国大会」内で行われる。
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