横須賀・三浦 トップニュース経済
公開日:2024.03.08
よこすかビジョン
街角あちこちに電子看板
横須賀中央、久里浜に9基
横須賀中央と久里浜エリアの各所にデジタルサイネージ(電子看板)が設置され、3月から順次運用が始まった。企業や店舗のPR動画をメインにイベント情報や天気予報などが配信されている。管理運営しているローカルビジョン(株)では、「よこすかビジョン」の名称で新しい地域密着メディアとして機能させていく考えだ。
ローカルビジョンは、横須賀に本社を置く食品関連企業、(株)ヤチヨのグループ会社。地域のDX支援や動画作成サービスなどを手掛けている。
今回設置したサイネージは全9基。場所によって大きさは異なるが、若松町のタリーズコーヒー横須賀中央店の壁面には235インチ(タテ1600mm×ヨコ5760mm)のLEDモニターを備える。動画だけでなく、写真や文字も配信可能で、災害発生時には情報伝達手段の一つとして防災情報を届ける。最新のDX技術を活用することでそれぞれのサイネージを連動させた同時配信やエリアに特化した情報発信も可能としている。
運用は広告費でまかなう事業モデル。掲出料は発生するが、配信に必要な数十秒のCM動画は当面の間、同社が無料で作成する。収益を得る仕組みを確立させて、追浜・浦賀エリアにも設置を広げていく。
地域の小中学生のデジタルスキル向上のためのツールとしても活用していく意向だ。動画作成の教室を開き、完成した作品をサイネージで配信していく活動を通じて認知度のアップにつなげる。
同社のホームページ(【URL】https://www.local-vision.jp/)に詳細情報。
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