横須賀・三浦 経済
公開日:2024.03.15
横須賀商議所マッチング事業
生産者の「想い」産地で
よこすか野菜の魅力伝達
よこすか野菜の生産現場を飲食店関係者などが訪れる「食のマッチング交流会」が2月末日、横須賀商工会議所の主催で行われた。
産品の魅力を伝えたい生産者と、品質や安全性を確かめたい飲食店関係者の双方のニーズをつないでビジネスチャンスを広げる試み。横浜や都内から約20人が参加した。
市内林にある畑を案内した鈴也ファームの鈴木優也さんは、よこすか野菜の特徴として「甘みの強さ」をアピール。「潮風に晒された畑で育つ野菜は塩漬けにならないよう野菜自体が糖度を高める」と説明した。
三浦半島のご当地品種の「くるめメロン」を栽培する井上農園の井上徹也さんは、品質だけでなく、父親から受け継いだ生産ストーリーを伝えて全国区のブランドメロンに育てる挑戦を話した。
飲食店関係者らは、畑に足を踏み入れて栽培方法や野菜の収穫時期、食べごろなどを確認。取引の仕方や商品化を想定した質問を生産者に投げ掛けた。
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