平成町の神奈川県立保健福祉大学は3月21日、地域貢献や、学生の教育・研究などを発展的に進めることを目的とした「学内実習ステーション」を同大の教育研究棟1階に設置した。
コロナ禍により病院での実習が減少した事や、座学で学んだことと実際の現場でのギャップに苦しむ学生が多い現状を受けて開設された。模擬患者として近隣住民に協力してもらい、同大学の学生が食生活問診や上腕部の計測など、より実践に近い形で実習を行う。
開所式に出席した黒岩祐治県知事は「新しい教育の形として非常に画期的。地域住民には、未来の医療従事者を自分たちが育てているという気持ちで前向きに参加してもらえたら」と話した。
今後は卒業生らにも同ステーションを貸し出していく考えで、一般に向けた健康教室なども予定している。
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