神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
横須賀・三浦版 公開:2024年7月5日 エリアトップへ

墨絵を題材にした画文集を上梓し、逸見のギャラリーで個展を開く 石丸 謙二郎さん 70歳

公開:2024年7月5日

  • X
  • LINE
  • hatena
石丸 謙二郎さん

「半端者」のハンパない熱量

 ○…「世界の車窓から」のナレーションや大河ドラマの出演などでおなじみ。肩書は俳優だが、登山、スキー、釣り、ピアノ演奏など、近年はその多種多様な趣味が注目されることも増えてきた。旅先で出会った美しい自然を描写した「墨絵」をテーマにした個展は今回で3回目。1年ぶりの開催だが、展示する作品の多くが初公開の新作となっており、70歳を超えても制作意欲に陰りは見られない。

 ○…墨絵との出会いは5年前。知人からアウトドア用毛筆セット「野筆」を贈られたのを機に、仕事や趣味で訪れた地の風景を描くようになった。しかし、野筆は本来俳句や短歌など文筆向けの筆記具。それを知らず”自己流”のまま制作にのめりこんだ。勘違いから始まった趣味だが、「おかげでルールや伝統にとらわれず思いのままに描くことが出来る」と微笑む。

 ○…三浦半島との出会いは30年以上前に始めたウインドサーフィン。かつては年間150日以上訪れたことも。山をテーマにしたラジオの冠番組を持つなど、世間では登山のイメージが先行しているが、「朝日・夕日の両方を背にして海景色を楽しめる独特な地形」と沿岸都市としての三浦半島に魅力を感じている。

 ○…スキーを始めたのは60歳、墨絵とピアノに至っては65歳。年齢にとらわれず新たな趣味を享受できるのは「他者との比較をしないから」。能力や結果ではなく、制作や演奏そのものの楽しさを味わう純粋さは若い頃から一貫しており、本業でも演技自体の楽しさを今でも感じ続けている。趣味の多さから、同業の輩に「半端者」と皮肉られた若手時代。当時も今も、趣味に取り組む熱量は決して”ハンパ”ではない。興味の赴くまま、挑戦を続ける。

湘南巻き爪矯正院 

無料相談会実施中!神奈川16店舗展開 施術実績41万回超 切らない・痛くない「負担の少ない施術」

https://shonanmakitume.com/yokosuka/

<PR>

横須賀・三浦版の人物風土記最新6

安原 芳宣(よしのり)さん

「MISAKIぐるぐる春まつり」の副実行委員長を務める

安原 芳宣(よしのり)さん

三浦市三崎町小網代在住 65歳

4月18日

遠谷 政史さん

三浦ゴスペルフェスティバルの実行委員長を務める

遠谷 政史さん

東京都在住 53歳

4月11日

川村 崇子さん

「笑い療法士」を名乗り、出前講演を精力的に行っている

川村 崇子さん

横須賀市佐島在住 69歳

4月4日

正垣(しょうがき) 孝晴さん

近代化遺産を地盤工学の視点から調査・保全を続ける

正垣(しょうがき) 孝晴さん

横須賀市本町在住 71歳

3月28日

中山 柚希(ゆずき)さん

女性ライフクリエイターによるプロジェクトチーム「C*(シーアスター)」の代表・プロデューサーを務める

中山 柚希(ゆずき)さん

横須賀市秋谷出身 32歳

3月21日

毛利 邦彦さん

横須賀の歴史検証などをテーマに活動する「毛利塾」を主宰する

毛利 邦彦さん

横須賀市汐入町在住 77歳

3月14日

あっとほーむデスク

横須賀・三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • OGURIをあるく

    OGURIをあるく

    〜小栗上野介をめぐる旅〜第43回 横須賀編【9】文・写真 藤野浩章

    4月18日

  • わたしのまちでいきる

    わたしのまちでいきる

    【37】息子視点も織り交ぜ発信「一般社団法人sukasuka-ippo代表理事 五本木愛」

    4月18日

  • OGURIをあるく

    OGURIをあるく

    〜小栗上野介をめぐる旅〜第42回 横須賀編【8】文・写真 藤野浩章

    4月11日

横須賀・三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook