ビーチサッカーの国際親善試合に日本代表として出場、競技の普及に努める 平間 直道さん 横須賀市芦名在住 37歳
”砂上の蹴球”夢見せる
○…砂浜のコートを舞台に素足でボールを奪い合い、アクロバティックなシュートを放つ--。このほどポルトガルで開催された同国とのビーチサッカー国際親善試合に日本代表選手として出場した。「まだまだ認知度が低いスポーツ。少しでも競技の普及に尽力したい」
○…横浜市を拠点とするチーム「レーヴェ横浜」に所属しながら電気通信インフラ工事会社に勤める二足のわらじの生活を送る。ある平日は昼過ぎまで働き、午後からはチームが主催するサッカー教室で子どもたちに指導。休日には練習や試合に打ち込む。そんな忙しない日常に「今もサッカーに携われていることに感謝しないといけない」と謙遜する。
○…横浜市出身で結婚を機に横須賀へ。小学生からJ3まで続けたサッカーは膝のけがによりリタイアした。サッカー一筋の人生から一転、競技から見放された。悔いる気持ちに押し潰されそうな時、知人からの誘いでビーチサッカーと出会った。初めは「砂の上でするサッカー」という印象しかなく、半ば遊び感覚で参加した。しかし、リフティングでパスをつなぐ競技独特のプレーや選手のぶつかり合い、観客との距離感、盛り上がり-。サッカーとは一味違う新鮮さに「一瞬で引き込まれた」。同時にサッカーへの未練も断ち切れた。
○…「夢のある種目に」。日本ではビーチサッカーのプロリーグもなく、認知度は決して高くない。「まずは横須賀から」と、市内の海岸の一画にビーチコートを設営してもらえるよう働きかけている。「競技の楽しさや熱気、魅力を広めていきたい」。その上で「ワールドカップなどで成績を残し、子どもから憧れの対象になるスポーツに発展させたい」。
宅建協会 横須賀三浦支部弁護士による「不動産の法律無料相談」を10月15日(火)に実施します。 https://kanagawa-takken.or.jp/association/chiiki/yokosuka_miura/ |
|
<PR>
|
|
|
|
|
|