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横須賀・三浦 文化

公開日:2025.08.15

わら船で先祖送り
8月16日、三戸のオショロ流し

  • オショロブネを引くこどもら(昨年)

 三浦市初声町三戸に伝わる盆の伝統行事「三戸のオショロ流し」が8月16日(土)、三戸海岸で執り行われる。「セイトッコ」と呼ばれる子どもらが麦わらと竹で編まれた「オショロブネ」(精霊船)を沖まで引き、先祖の霊を送る。

 同行事は、江戸時代後期から同地に伝わるとされる。文献によると、オショロ流しは1959〜60年に一時休止。その翌年、郷土研究の記録を目的に谷戸上で行われると、住民から再興を考える意見が挙がり、62年から復活した。毎年同日の早朝に谷戸上、北、神田の3地区が実施していたが、少子化による担い手不足で17年からは合同で1隻を送り出している。

 現在は地元保存会が中心となって受け継いでおり、2011年に国の重要無形民俗文化財指定を受けている。

 時間は午前6時から。詳細などは市文化スポーツ課【電話】046・882・1111(内線412)。

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