横須賀・三浦 トップニュース社会
公開日:2025.08.15
横須賀火力発電所
「市民開放エリア」11月開園
事前登録がスタート
横須賀火力発電所(久里浜9の2の1)を営業運転する「JERAパワー横須賀合同会社」は8月1日、敷地内に整備を進めていた市民開放エリア「JERA park YOKOSUKA」を2025年11月5日(水)にオープンすることを発表した。企業として地域共生のまちづくりを推進するもの。一部利用に公共施設予約システムを導入している横須賀市は9月1日(月)からの予約受付に先立ち、事前登録を開始している。
18万平方メートルに3エリア
今回、市民に開かれる場となるのは、同社が工事を進めていた施設内の約18万3千平方メートルの敷地。カワヅザクラやオオシマザクラなどをはじめとする多種多様な樹木が約5万本植えられ、季節の花々と海を見渡せる景観だ。
県道212号線沿いに位置し、サッカーやフットサル、テニスなどのスポーツを楽しめる「ふれあいグラウンド」(約8千平方メートル)、施設南側に整備され、千葉県・南房総エリアの山々や伊豆大島を望み、展望デッキを備える「ふれあいの丘」、イベント利用を想定した「ふれあい広場」(後者2つで約17万5千平方メートル)の3つのエリアに分かれている。ふれあいの丘・ふれあい広場を囲むようにつくられているオーバルコースは、ウォーキング・ランニング・サイクリングの専用コースを整備。自由に周ることができる。
開園時間は夏季(4月〜9月)が午前9時から午後5時。冬季(10月〜3月)は午前9時から午後4時(グラウンドは午後3時まで)。正門から入場し、自由に利用できる。
グラウンドのみ事前予約が必須で有料となる。横須賀市が民間施設に市の予約システムを導入するのは初。事前登録は電子申請サイト「e―kanagawa電子申請」もしくは市役所1号館4階企画調整課窓口にて。
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