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横須賀・三浦 社会

公開日:2025.09.05

横須賀市
出産・子育てに祝い金
市独自に10万円現金支給

 横須賀市の上地克明市長は8月29日、妊産婦の出産費用の負担軽減を図る目的で、「出産子育て応援祝い金事業」をスタートすると発表した。国の「妊婦支援給付金」10万円に、市独自で10万円を加算して現金で支給する。2025年10月1日から開始する。

 神奈川県の正常分娩の平均妊婦合計負担額は約66万5千円で、現状では出産育児一時金として国民健康保険加入者に50万円と国の妊婦支援給付金を合わせて妊婦1人あたり60万円が手当されている。市はこれに上乗せし、物価高騰などを背景に経済的な理由で、出産をためらう人や子育て費用に負担を感じている人の不安を取り除く。

 妊娠時と出産時の2回に分けて支給する。妊娠時の支給は県内初、10万円は県内市では最高額だという。今年度は対象者として約1千人の支給を見込んでいる。

 同祝い金制度は、上地市長が6月の市長選の公約に掲げていた施策。市民サービスの向上とともに、「産みたい、育てたい」という環境を用意することで子育て世代の移住・定住にもつなげる。

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