横須賀・三浦 コラム
公開日:2026.01.23
わたしのまちでいきる きょうだいの想い 編
【9】6人目の誕生、募る母の違和感「一般社団法人sukasuka-ippo代表理事 五本木愛」
この連載では、障がいを持って生まれたうららの兄、蓮から見た妹の姿やきょうだい児として感じてきたことなど、さまざまなエピソードを紹介します。
お腹の赤ちゃんが生まれてくるその日を心待ちにする中、6回目の出産ともなると、様々な身体のトラブルが。お腹の張りが強く張り止めを服用したり、シロッカー手術をした箇所から出血を起こして入院になったりと、出産まで気は抜けませんでした。そして出産前日、子宮脱になりそのまま入院。翌朝には促進剤を使って出産となりました。決して楽なお産ではなく、6回目にして一番苦しい出産。それでも無事に産まれてきた娘と対面したとき、それまでの大変さは一瞬で吹き飛び、やっと会えた娘への愛おしさでいっぱいになりました。早く家族に会わせてあげたい。そんな想いでした。
娘を連れ自宅に帰ると、家族が増えまた一段と賑やかになった我が家の日常がやってきました。上の兄姉たちは妹をこれでもかと可愛がり、その友人たちも代わる代わる赤ちゃんを見に来るので、常に多くの子ども達で賑わっていました。
そんな中で唯一、上の子たちが学校へ行っている間は娘とふたりだけの時間。ゆっくりと穏やかに時間が流れ、私にとって最大の癒しの時間でした。少しずつ大きくなる娘に喜びを感じていたのも束の間、娘の成長に違和感を抱くようになったのは、娘が1歳を迎えようとしていた頃。つかまり立ちはするものの歩く気配がない。斜視が酷く目が合わせられない。1歳ごろにできるであろう手遊びも全くできない...。その違和感は日を追うごとにはっきりと、そして強くなっていきました。-次回に続く
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