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横須賀・三浦 経済

公開日:2026.01.30

さいか屋とモアーズ
「商都横須賀」復権にタッグ
中央エリア、競争から協調に

  • 片面がさいか屋、もう片面がモアーズ。両店ともにバレンタイン商品をPRする合同チラシ

    片面がさいか屋、もう片面がモアーズ。両店ともにバレンタイン商品をPRする合同チラシ

 デパートやショッピングセンターにとって集客の山場となるバレンタイン商戦で、異例のコラボが横須賀中央で展開されている。

 大滝町の「さいか屋 横須賀店」と若松町の「横須賀モアーズシティ」。1月21日の新聞折込チラシでは、2店舗で買い物を楽しむレシートキャンペーンの告知を両店の店長が握手を交わす写真付きで掲載している。それぞれの買い物レシート5000円以上を各店の引き換え所に持参すると先着118人に各館で使用できる商品券500円分の引き換え券がプレゼントされる内容。両店で相互誘客を図る仕組みだ。これがちょっとした驚きを呼んでいる。

 百貨店のさいか屋とショッピングセンターのモアーズは大型店同士、顧客獲得でしのぎを削るライバル関係のはず。今回のコラボ企画はどのようにして生まれたのか? さいか屋営業企画部の山口美和子さんに聞けば、「大型店の連携で横須賀中央を盛り上げるためのもの」との回答。近年の横須賀中央は、複数の中高層マンションが完成し「街なか居住」が進展している一方、商業活力は減退気味。高い集客力を誇る両店がタッグを組むことで、「商都横須賀」を復権させる狙いがあるようだ。

 2027年はさいか屋創業155周年、横須賀モアーズ創業30周年。横須賀市制も120周年の節目を迎えることに加えて、横須賀ゆかりの歴史上人物である小栗上野介が主人公のNHK大河ドラマの放送が決定しているなど、活性化に向けた攻勢をかける好材料が揃う。今回のコラボはこれに向けた布石でもあり、次の展開も用意しているという。

 モアーズの杉山淳一店長は、「活性化の実現は地域一体の発想が不可欠。まずは大型店同士、徐々に他施設や商店街にも協力を呼び掛けて来街者の増加につなげたい」と意気込みを語っている。

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