三崎まぐろラーメン B-1関東で4位に 過去の全国1位料理勢の一角崩す
昨年厚木市で開催された『第5回B─1グランプリin厚木』に初出展し、見事5位入賞を果たした「三崎まぐろラーメン」が、9月10日・11日に埼玉県で開催された『2011関東B―1グランプリin行田』でも、過去の全国ゴールドグランプリ獲得4料理の一角を崩して堂々第4位に入った。勢いに乗ったまま11月に開かれる全国大会に再び出展する。
11月に開催される全国大会に弾み
「三崎まぐろラーメン」は、平成19年に発足し、市内の舌鼓・ポパイ・宗よし・牡丹・魚料理まつばら・福の家・港楽亭・丸清製麺・京急油壺マリンパークマリンテラスの9事業所が会員として加盟する「三浦中華料理研究会」が、独自のルールブックにもとづいてつくった、三崎のご当地ラーメン(1事業所は製麺会社・それ以外の8店舗で三崎まぐろラーメンを提供している)。
定められている独自のルールとは、「スープにまぐろの兜ダシを投入する」「トッピングは、まぐろを使用する。ただし、まぐろの使い方は各店自由とする」「現状維持はご法度であり、日々まぐろラーメンを進化させる」など。
「多くの人に同ラーメンの素晴らしさを伝えたい」と、同研究会は昨年9月に厚木市で開催された『B─1グランプリ』に初出展し、見事5位入賞を果たした。
同大会は、B級ご当地グルメの全国一を決定しようという大会。B級ご当地グルメとは、安くて旨くて地元の人に愛されている地域の名物料理や郷土料理のことで、 ”B級”はA級と比べ劣っているという意味ではなく、身近で誰にでも親しまれる存在という意味として使われている。過去、この大会で1位(ゴールドグランプリ)に輝いた「富士宮やきそば」「厚木シロコロ・ホルモン」「横手やきそば」は、受賞後一躍全国区の知名度に駆け上がり、昨年の「甲府鳥もつ煮」も大ブレイクし地域おこしに貢献した。
過去最多63団体の頂点目指す
町おこしを目指すチーム「三崎まぐろラーメンズ」として出展した『2011関東B―1グランプリin行田』は、東日本を中心とした17料理が出展。過去の全国ゴールドグランプリ4料理も出展したなかで、「三崎まぐろラーメン」は、1位「甲府鳥もつ煮」、2位「勝浦タンタンメン」、3位「「厚木シロコロ・ホルモン」に続く第4位に入賞した。
知名度も抜群の全国グランプリ料理を2品も上回っての上位入賞だけに、関係者らは「11月に開催される全国大会に向けて弾みになった」と意気が上がっている。
なお、今年の全国大会『第6回B─1グランプリin姫路』は、11月12日(土)・13日(日)に姫路城周辺を会場に予定されており、過去最多の63団体が出展する。
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