JC50周年記念事業 2作品がタイルアートに 蒔田君、吉本さんの絵
(社)三浦青年会議所(〈JC〉市村真理事長)は、タイルアートの原画を募集する絵画コンクールを開催、最優秀作品が決定した。最優秀に選ばれたのは蒔田威通君(初声小2年)、吉本麻莉奈さん(南下浦町)の作品。2人の作品はタイルアートになり三浦海岸沿い三浦市観光インフォメーションセンターに展示されている。
このタイルアートは、JCが創立50周年記念事業として行ったもの。大きさは左右2・2m、高さ3m。2人の作品は両面に描かれている。JCは、4月に「笑顔」と「三浦」の2つテーマを設け、市内の小中学生と高校生、一般を対象に、タイルアートの原画を募集する絵画コンクールを行った。最終的に笑顔は1345点、三浦は69点が寄せられた。
蒔田君の作品は、溢れんばかりの大きな顔と喜びいっぱいの笑顔が特長。独特の構図が審査員の目を惹き、最優秀賞を射止めた。吉本さんの作品は、マグロの迫力を見事に描き、大根やすいかなど三浦をイメージする産物をバランスよく盛り込んだところが評価された。
29日に行われた除幕式には、蒔田君も参加し市村理事長とともにタイルアートの完成を祝った。授業で自分の顔を描いたという蒔田君は「構図は、間違えて描いたもの。でも、先生から迫力があって良いと褒められた。自分の絵がタイルアートになってうれしい」と作品のような笑顔を見せた。市村理事長は「作品全てがテーマに沿った素晴らしいものばかり。三浦から元気を発信できるような存在になってもらえれば」と話した。
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