神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
三浦版 公開:2013年7月19日 エリアトップへ

三浦市農業協同組合 中華街で農産物をPR 横浜で三浦野菜朝市

公開:2013年7月19日

  • LINE
  • hatena
三浦のメロンを手に取り、スタッフの説明を聞く女性
三浦のメロンを手に取り、スタッフの説明を聞く女性

 安心安全な三浦野菜を広くPRしようと三浦市農業協同組合(大井章一組合長)は14日、横浜中華街のパーキング前広場で農産物の直売を初めて行った。三浦農産物の知名度アップと新たな販路拡大を目指し企画したもの。三浦野菜朝市と銘打ったこの直売では、農協職員や市の職員らが朝採りの野菜などを観光客にPRした。

 全国の農業就業者の平均年齢が約65歳に対して、平均が約55歳と全国に比べて10歳若い三浦市の農業就業者人口。農協は現在、作付けが過剰となっている品種があることや生産者の生産意欲向上に繋げるためにも、販路拡大がテーマとなっていた。そんな中、県内でも有数の名店が立ち並び全国から観光客が集まる中華街に注目した。

 中華街パーキングは、中華街の玄関口に構え中華街の中でも最大のパーキング。一般乗用車500台、バス11台を収容できる。また、待ち合わせなどに利用できるロビーや子どもに人気のキッズスペースなど駐車場としての機能以外も充実している。農協の三浦野菜を広くPRしたいという思いと、中華街を訪れる人をもてなしたいという中華街パーキングを運営する中華街パーキング協同組合の考えが一致し、今回の企画となった。

 売られたのはスイカやこだわりかぼちゃ、朝採りのとうもろこし、トマト、メロンほか、旬の野菜や果物。ブースでは、農協職員が勧める試食に、「美味しい」と笑顔を見せる観光客が見られた。メロンを購入した埼玉県から来た女性は「三浦の農産物は食べたことはないが、メロンを見て美味しそうだったので購入した。三浦のメロンは初めて味わうので楽しみ」と話していた。大井組合長は「県内で作った農産物を県内で消費するといった観点でも地産地消に繋がると思う。三浦野菜の新鮮さ、美味しさなどを知らない人は多い。三浦野菜の認知度を上げ、需要拡大に繋げたい」と話した。中華街パーキングを運営する横浜中華街パーキング協同組合の担当者は「中華街の玄関口として、訪れる人に対してもてなしの心を大事にしていきたい。今回の三浦市農協のイベントは中華街にとっても歓迎」と話している。中華街パーキングでの野菜販売は21日、28日にも行われる。
 

三浦版のトップニュース最新6

4月17日から実証実験

かなライド@みうら

4月17日から実証実験

夜間限定で1日5台運行

4月12日

小中学力テストの対象拡大

三浦市教委

小中学力テストの対象拡大

今年度から新プロジェクト始動

4月12日

災害用トイレ足りるか

三浦市

災害用トイレ足りるか

県下33市町村に本紙調査

3月29日

旧三崎中に複合施設整備

三浦地所

旧三崎中に複合施設整備

今秋ごろから順次開業へ

3月29日

浦賀沖でサーモン養殖

浦賀沖でサーモン養殖

若手漁師ブランド化めざす

3月29日

障害者目線で考える社会へ

障害者目線で考える社会へ

合理的配慮 4月から義務化

3月15日

あっとほーむデスク

  • 4月12日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook