サンドアートフェスティバル 砂像作りにわくわく イルカやトトロなど作成
砂を使って造形する「三浦ウキウキサンドアートフェスティバル2013」が7日、三浦海岸の砂浜で行われた。三浦青年会議所(齋藤昭男理事長)主催。
サンドアートとは雪像と似たものだが、材料に砂を使う。型枠に砂と水を入れて固めて、型枠を外し砂の塊を削り造形する。完成した所から表面に自然にやさしい専用の定着剤でコーティングすることで数週間保つことができる。
梅雨が明け、各地で猛暑日となった当日、三浦海岸も夏の日差しが降り注いだ。参加した市内の小・中・高校生らは、額の汗を拭いながら、型枠に詰めた砂を丁寧に外し、水をかけて固めた。その後ヘラなどで、少しずつ削る細かい作業を行った。
中学3年の女子は「砂で像を作るのは楽しい。崩れないように、削っていくのがコツ。少し難しいけど順調にいっている」と笑顔を見せた。また、トトロを作っているという中学1年の女子は「耳のところが細かいので難しい。今日は風が強いから、きちんと固めないと崩れそう」と注意深く作業を進めていた。
そのほか、モアイ像や城など様々な砂像が三浦海岸に登場、海水浴客もその様子を興味津々に見ていた。夕方になると完成された砂像はライトアップされ、幻想的な光景を生み出していた。
同フェスティバル担当の三冨力也委員長は「この活動を通じて、地元の人に三浦海岸の良さを改めて感じてもらうことができたと思う。参加者はもちろん協力してくれた人に感謝したい」と話している。
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