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公開日:2014.09.12

コールマンジャパン(株)
城ケ島にオートキャンプ場
国内では初の直営

  • 現在は塀で覆われている跡地

 アウトドア用品メーカー「コールマンジャパン(株)」(東京都港区)は、4日に市民ホールで開かれた黒岩祐治神奈川県知事と県民との「対話の広場」で、城ケ島でオートキャンプ場を開く計画を発表した。同社直営のオートキャンプ場開設は国内では初となる。来年春を予定。 

 開設予定地は、城ケ島ユースホステル跡地。全体の敷地は約4千平方メートル。キャンプ場の規模や具体的な運営方法に関しては、現在関係機関と調整中とのことで詳細は明らかにはされなかった。発表に際し黒岩知事は「城ケ島の魅力が民間企業を引き寄せた」と歓迎した。コールマンジャパン(株)マーケティング本部の根本昌幸さんは「当社の活動の趣旨は地球元気村のコンセプトアウトドア構想と一致することから協力企業として立候補した。来年春の開設に向けて、関係団体や地元の皆さんと協力して進めていきたい」と話した。

協力事業者第1号

 県の新たな観光の核づくり構想事業に、城ケ島・三崎をエリアとした「ホテルになった村構想と医療、グリーンツーリズムによる新たな観光の核づくり」(三浦市・三浦商工会議所・(社)三浦市観光協会・(株)三浦海業公社・京浜急行電鉄(株)・(株)プラネット社が共同提案)が認定されている。新たな観光の核づくり構想の一つアウトドア構想の推進の中でオートキャンプ場の整備計画がある。

 共同提案者のひとつ総合プロデュースを担当する(株)プラネット社からコールマンジャパン(株)を紹介。アウトドア構想の総合プロデュースを担当するNPO法人地球元気村が軸となり調整を進め、地元の推進協議会での協議を経てコールマンジャパン(株)が協力事業者第1号となった。

 城ケ島ユースホステルは観光促進などを目的に1962年に営業を開始。主に、学校などのクラブの合宿先として利用された。しかし、年々利用者数は減少し2003年に閉館。昨年建物は取り壊され、現在は更地になっている。

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