三浦市在住の囲碁プロ棋士常石隆志2段は8日、南下浦市民センターで子どもたちに指導碁を行った。子どもたちは、プロならではのレベルの高い囲碁を体験、貴重な時間を過ごした。
指導を受けたのは、同センターで活動する「三浦市子供囲碁教室」に通う幼稚園児から中学生15人。同サークルは常石プロも子どもの頃通った教室。囲碁の発展と将来の囲碁棋士育成を目的に、日本棋院から派遣され今回の指導碁が実現した。
始まりの合図の後、15人の子ども達に一手を打ちながら回る常石プロ。子どもたちは、プロの碁を学ぼうと終始真剣な表情だった。対戦した子どもの一人は「プロと対戦できてうれしい」と笑顔を見せた。同教室指導者の中山弘さんは「子ども達にとって貴重な経験になったと思う。プロの世界で活躍している棋士から指導を受けることで、プロはどのような手を打ってくるのかを学び、今後に生かしてくれれば」と話した。常石プロは「囲碁の楽しさや勝負の面白さが、今回の指導碁で子どもたちに伝われば」と話していた。
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