「健さん」の愛称で親しまれ、昨年11月に他界した映画俳優、高倉健さんを偲ぶギャラリー展「映画『海峡』高倉健と葉山のロケ風景」が葉山町立図書館(葉山町堀内1874)2階の葉山まちづくり館で行われる。かつて葉山で撮影された映画の一場面や撮影の合間の様子を紹介。往年の名優の姿を辿る。4月14日(火)から6月14日(日)まで。
NPO法人葉山まちづくり協会の主催。映画「海峡」(1982年公開)は青函トンネルの開通に執念を燃やした国鉄技師らの物語で、主演の高倉さんはストイックでひたむきに生きる男、阿久津剛役を演じた。
葉山町が登場するのは高倉さんが病床の父を見舞いに生家を訪れるシーン。設定上は倉敷(岡山県)だが、当時偶然近くを通りかかった映画スタッフが町内にあった趣きのある民家に目を留め、ロケ場所として使われることになったという。ギャラリー展で展示されるのはスナップ写真や色紙などで、いずれも撮影場所を提供した鈴木武さん(同町一色)家の秘蔵の品々だ「映画では見ることのできない風景や表情を通じてありし日の健さんに会いに来ませんか」と同協会。午前10時〜午後5時半、入館無料、月曜ほか休館。(問)同協会【電話】046・876・0421
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