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県立高校再編 三浦臨海と平農分校統合 2018年度めどに

教育

掲載号:2015年12月18日号

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再編統合スケジュール
再編統合スケジュール

 神奈川県教育委員会は今月14日、県立高校改革の新たな指針となる実施計画(I期)案を公表した。同案には、授業や教育課程の改編のほか、学校の適正配置を目的とした再編・統合計画も盛り込まれており、横須賀三浦・湘南地域では三浦臨海高と平塚農業高初声分校、横須賀明光高と大楠高が対象になっていることがわかった。

 今秋、県教委が発表した計画素案で明らかになった学校の再編と統合。少子化に伴う生徒数の減少動向を鑑みた適正配置で、県立高校改革の一環として来年度から順次進められる。計画によると現在、県内にある142の県立高校(他、分校1校)のうち、2027年度までの12年(3期)をかけて全体の約2割となる20〜30校程度を削減する。

 対象校の選定は、外部の有識者や学校関係者らで構成する検討協議会が実施。横浜北東・川崎、横浜南西、横須賀三浦・湘南、平塚・秦野・伊勢原・県西、県央・相模原の5地域に分け、全日制進学率の向上、生徒数動向に対応した学校数と学級数(1学年8〜10学級を目安)、校舎の老朽化や通学利便性などの観点から話し合われてきた。

 今月14日には19年度までの第1期計画が示され、統合する10校が明らかになった。横須賀三浦・湘南地域では、三浦臨海と平塚農高初声分校、横須賀明光と大楠が対象で2校減となる。

 三浦臨海と平塚農高初声分校は1期計画のなかで一番早い18年度内の統合をめざす。学科は単位制による全日制の普通科と農業科の2つ。現在、平塚農高初声分校では、昼間定時制として生徒を募集しているが、統合以降は全日制に変更となる。校舎・敷地は三浦臨海高を使用し、平塚農高初声分校は農業科の教場として活用される。

 明光・大楠は来年度から準備に入り、20年4月に統合。集合型専門学科高校を掲げる横須賀明光の福祉科と、成績不振や不登校者に教育機会の門戸を広げる「クリエイティブスクール」指定を受けている大楠普通科の特色をそれぞれ引き継ぎ、全日制の2学科を設置する。敷地や施設は横須賀市佐原にある明光のものを活用する予定で、校名や大楠の跡地利用については明らかになっていない。

 最大165校あった県立高校。2000年から09年度に行われた大規模な統合により20校余りが閉校したが、県内公立中学校の卒業生徒数は1988年の12万2000人をピークに、この先も減少が続く見込み。今後発表になる2期の改革計画では5校程度、3期では10校以上が統合する。

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