吉田英男三浦市長の市政報告会(吉田ひでお後援会の主催)が今月2日、三浦市民ホールで開かれた。来賓には時局講演を行った衆議院議員の小泉進次郎氏をはじめ、参議院議員の三原じゅん子氏、神奈川県議会議員の石川巧氏、三浦市議団らが出席。集まった支援者らを前にこれまでの事業成果や今年度の取り組みについて説明した。
登壇した吉田市長は、まず今年度の施政方針を改めて解説。従来から掲げる「市民にとってあったかいまち」「ロハスな魅力で選ばれるまち」をめざすと基本姿勢を述べた。
続く事業実績の報告では、観光分野において、台湾・マレーシア・タイでのトップセールスによる旅行客の受け入れ増加や、神奈川県の観光振興事業によって昨年、城ヶ島に生け簀釣り堀がオープンしたことを紹介。城ヶ島の商店街整備計画などがあることも明らかにした。
他自治体に誇れるまちづくりとして、保育園の入所待機児童ゼロの継続と地産地消を取り入れた市内小中学校での完全給食実施を強調。また、段階的に引き上げてきた小児医療費助成の対象年齢が、今年度から小学5年から6年へ引き上げられた点にも触れ、今後も子育て世代の支援拡大や教育環境の充実を積極的に取り組むとした。
人口減少抑制に向けて定住を促進するトライアルステイ事業の継続実施、三崎高校・三崎中学校跡地の利活用、二町谷地区埋立地への企業誘致と多目的活用を見据えた地域再生計画の策定など、懸案事項や喫緊課題の解決に向けた市政運営の指針を述べ、支援者へさらなる理解と協力を呼び掛けた。
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