小網代の「京急油壺マリンパーク」では、相模湾で採集されたキサンゴの仲間の繁殖に成功し、”赤ちゃんサンゴ”の展示を行っている。
横須賀市の長井漁港でイセエビの刺し網に混獲していたキサンゴの仲間を漁師から同館が譲り受けたことがきっかけ。キサンゴは光を必要としない陰日性の種類であることから、「陰に咲くサンゴ水槽」と名付けた水槽を2015年1月から館内に設置し、保護・展示を行ってきた。
展示直後はサンゴが水槽になじまず、繁殖の様子などは見られなかったが、昨年夏頃に飼育員がキサンゴの仲間と思われる非常に小さな個体を確認。その後、次々と繁殖し、現在では体長1センチにも満たないオオエダキサンゴ・エントウキサンゴ・イボヤギ・ジュウジキサンゴを複数観察できるという。その表面は成長とともに黄色やオレンジ色・朱色になるため、水槽越しに色づいていく様子が楽しめる。
詳細は同館【電話】046・880・0152
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