世界と日本のトップセイラー総勢80人がスリリングなスピードバトルを繰り広げる「ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀大会」が、今年も横須賀市の津久井浜海岸にやってきた。大会期間は今月10日から15日(火)の6日間。レース観戦だけでなく、グルメイベントや音楽ライブなど多彩な楽しみ方ができる。期間中は4万人の人出を見込む。ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀大会実行委員会の主催。三浦市も運営に参画している。
実に24年ぶりの国内開催となった昨年の大会。都市近郊のウインドサーフィンゲレンデとして愛好家の間では、つとに知られていた津久井浜海岸が俄然、国内外の注目を集めるようになった。
海岸を吹き抜ける風が最大の地域資源と気づいた地元もウインドサーフィンを活性化の目玉に位置付け、来訪者増や移住者獲得に向けて知恵を絞り始めたのがこの1年の大きな変化。ビーチ前に広がる県営駐車場には、ウインドサーファーのためのセッテイングエリアが新設され、駐車料金の値下げが実現。愛好家のニーズに応えた。
となりの三浦海岸では、5月12日(土)・13日(日)に連動イベントとして子ども向けのビーチスポーツ体験会を実施。ビーチバレー、ビーチテニス、フレスコボールが楽しめる。時間は午前10時、午後1時の2回。各回定員50人(小学生以上、高校生以下。親子参加可)。参加無料。当日先着順受け付け。
三浦市への回遊促す
三浦市観光協会や行政などが官民協働で運営する「みうらレンタサイクル」では、大会期間中、津久井浜海岸で自転車のレンタルを行っている。
レース観戦の前後に三崎や城ヶ島などへ足を伸ばしてもらうことで、自転車による三浦市内の観光回遊性を高めようと特設貸出ポートを限定設置している。台数は1日先着10台。電動アシスト付きのため、起伏の多い道でも気軽にサイクリングや街中観光が楽しめるという。
料金は3時間800円、1日1300円。別途500円で、三崎口駅・三崎港うらり・城ヶ島の各ポートで乗り捨てもできる。時間は午前10時から午後5時。当日受け付けのみ。
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