三浦版 掲載号:2018年8月24日号 エリアトップへ

学生が感じた文化の息遣い 三崎下町テーマに冊子製作

社会

掲載号:2018年8月24日号

  • LINE
  • hatena

 「三浦半島という”くくり”を意識したことはなかったが、訪れてみて個々の町に魅力を感じた」。横浜市立大学(横浜市金沢区)の学生がこの春立ち上げたサークルの名称は、ずばり「三浦半島研究会」。6月に学内の公認団体となったばかりだが、既に4月から隔月でフリーマガジン「三浦半島ジャーナル」を発刊。街歩きやフィールドワークを絡めた誌面作りに力を入れている。

*  *  *

 研究会のメンバーは現在18人。その半数を4月に入学した1年生が占める。同会代表で発行人の福村暁さんは山梨県出身。入学を機に市外からこの地に初めて降り立ったメンバーも多い。大学のある金沢八景は三浦半島の付け根。「ヨコハマ」のイメージを覆される街の佇まいと、「その先の南側にある半島に興味を抱いた」と福村さんは話す。ふらりと遊びに訪れてみて、半島内のそれぞれの町の文化圏や空気感の違いを感じた。発足したばかりのサークルでは、活動の中心に冊子の発刊を据えることにした。

街の「アーカイブ」に

 「土地に息づく普遍的な故郷を探し、その概念を編纂(さん)するために作る」―創刊1号で、そう綴っている。ガイドブック的な存在ではなく「住む人の人生にスポットを当てたい」。歴史や文化など街の「アーカイブ」を作っていくことに意義を見出す。

 第1号は大学のある金沢八景、2号目のタイトルは「横須賀は『異国』なのか?」。今後も隔月で発行する計画で、次号は三浦を特集。今月初旬には合宿と銘打ち、三崎下町の私設蔵書室「本と屯(たむろ)」に1週間泊まり込んで取材活動を行った=写真。

 「あなたにとって三崎の街とは」。地元商店主や観光客など出会った人から印象を聞いてまわり、それぞれの見方を通して街の姿を浮き上がらせる。「初めてでも懐かしく、落ち着く場所」と小田楓さん(4年)は三崎下町のイメージを語る。

 執筆だけでなく、モデル、撮影までメンバーが手分けして担当。見開きの写真やデザインなどの紙面構成も目をひく。合宿中は、地元編集者のミネシンゴさんから編集のノウハウを学んだという。

 第3号の三浦特集は、今月末に発刊予定。本と屯、まったり庵など三崎下町で配架する。

*  *  *

 「SNSやネットが隆盛の時代に、なぜ紙の媒体なのか」―。これには「形になる達成感がある」との答え。手に取ってもらう「出会い」を楽しみにしながら、独自の視点で発信を続ける。

未経験から始められる医療事務!

三浦市立病院勤務・月収例269,152円。外来業務や夜間・休日受付のお仕事!

https://solasto-career.com/kanagawa/miurashi/miurashiritsu-byoin/1412700037-006/

<PR>

三浦版のローカルニュース最新6

要介護リスクを減らす

フレイル測定会

要介護リスクを減らす 社会

65歳以上対象に実施

5月14日号

整備終え、利用再開

小網代の森

整備終え、利用再開 社会

コロナ対策の徹底呼び掛け

5月14日号

楽しくおいしく食生活改善

楽しくおいしく食生活改善 文化

調理実習と講話で学ぶ

5月14日号

四季活写の力作集まる

観光写真コンクール

四季活写の力作集まる 社会

5月14日号

設備改修で臨時休館

潮風アリーナ

設備改修で臨時休館 スポーツ

5月14日号

聴く力を磨いて社会貢献

聴く力を磨いて社会貢献 社会

ボランティア養成講座

5月14日号

あっとほーむデスク

  • 5月14日0:00更新

  • 4月30日0:00更新

  • 4月16日0:00更新

三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年5月14日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter