任期満了に伴う三浦市議会議員選挙の投開票が、先月21日に行われた。定数13に対し、自民5・公明1・共産3・無所属7の16人の立候補者で争われ、現職9人・新人4人が当選した。
「市民の付託を受け、責任の重さも感じている」。2305票を獲得し、2015年の前回選挙に続いてトップ当選を果たした藤田昇氏(公明党)は、1票の重さを噛みしめる。「市民の声を大切にする」をモットーに、小児医療費無償化の拡充推進、市内防犯灯のLED化、市立全小中学校へのエアコン設置など3期12年の実績を強調。盤石の4選となった。
議会へ新風
新人候補のうち、唯一の40代だった溝川幸二氏(無所属)は、医療機関勤務や両親の介護などの経験から医療・福祉施策の拡充をめざし、市政へ挑戦。「人、地域、福祉をつなげ、わかりやすく、使いやすい仕組みづくり」を有権者に訴えた。888票を集め、当選確実が伝えられると集まった支持者らと喜びあった。
また、逼迫する市財政の健全化や「クリーンな市政」などを掲げて出馬した無所属の蓮本一朗氏(1030票)と石渡道臣氏(763票)も当選。地元初声町の市民グループや同選挙への出馬を見送った木村謙蔵氏の後援会などが支援にまわり、地盤を固めていた。
投票率は微減
市選挙管理委員会によると、今選挙の当日有権者数は38030人(男18355人・女19675人)で、投票率は45・37%。前回と比べて0・76ポイント減となった。
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