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三浦 社会

公開日:2019.06.28

宮川公園に風車再建設
今秋ごろ工事着手へ

  • 撤去前の風車の様子

 宮川地区のランドマーク、再び建設へ――。三浦市は今月24日、宮川公園内に新しく風力発電機が設置されると発表した。

 事業者は株式会社駒井ハルテック(本社/東京都台東区)で、定格出力300キロワットの風力発電機2基。今年に入ってから同社から建設の申し出があり、このほど発電事業計画が経済産業省の認定を受けたことで発表に至ったという。

 工事着工は今年秋頃を予定で、利用者の安全性を考慮し、同公園を一時的に閉鎖して行われる。

 宮川公園に最初の風車2基が設置されたのは、1997年3月。その後、2015年と17年に相次いで故障に見舞われ稼働停止していた。設置から20年が経過し、老朽化などにより維持存続が困難であるとして今年3月撤去されている。市によると、長年親しまれてきた風車の撤去を惜しむ声や新設を求める声もあったという。

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