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"性と生"学ぶ私設文庫 初声町で今月13日開所

社会

掲載号:2021年6月11日号

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私設文庫を開く長瀨さん
私設文庫を開く長瀨さん

 市内初声町に6月13日(日)、私設文庫「潮かおる小さな文庫 のほほん」がオープンする。おもに取り扱う蔵書は、「性と生」の関連書籍。乳幼児期から高齢期まで、生涯切り離すことができない性と生を考え、多様性への理解を深めてもらおうと開設され、気軽な利用をよびかけている。

 運営するのは、市民グループ「からだとこころとじんけんを学びつづける会 ぴーちくぱーちく」。代表の長瀨初美さん=写真/人物風土記で紹介=が、ライフワークとしてこれまで集めた大正時代の古書、絵本、雑誌、専門書などを取り揃える。その数、1500冊超。なかには、やなせたかし氏がイラストを手掛け、ソノシートの付録がついた年代物の絵本も。関連するグッズや教材もあり、さまざまな角度から知識を深めることができる。

 「性教育は人権教育であり、健康教育」--。長瀨さんは元看護師で、現在は乳幼児期からの性教育の普及啓発に取り組んでいるが、学校や家庭での指導や公共の図書館の蔵書には限界があると痛感。私設文庫を開設し、老若男女が日常のなかで性について学ぶ機会を作れないか思い至ったという。

 今年2月に立ち上げた「ぴーちくぱーちく」には、10代から80代まで11人が参加。「性と生を語り学びあい、『ジブンゴト』として生き方につなぐ場やご縁づくり」を掲げる。賛同した有志らが、文庫の運営や周辺清掃、イベント開催など、自由な形で携わっており、協力のもとようやくオープンに漕ぎつけた。

 選書だけでなく、アドバイスや悩み相談にも対応。長瀬さんは「居場所というより、誰でも気軽に“寄り道”できる空間にしていけたら」と意欲を語った。

 当面、文庫の利用は事前予約制。一部の絶版本などを除き、無料で貸し出す。住所は非公表で、詳細は問い合わせで対応している。

 予約は長瀨さん【携帯電話】090・8348・4165、【メール】baumgang226@icloud.comへ。

老年期を考える

 同会は6月28日(月)、三浦市民交流センターニナイテで「『大人の性と生』講座〜いままでやこれからの生きかたをみつめてみませんか?」を開催する。

 長瀨さん自らが実践する老年期看護や親の介護に関する報告や、行政書士の熊坂均さんが製作した「ヒストリーノート」の活用方法を指南。自己分析や親との向き合い方を考える。

 時間は午後1時30分から3時30分。定員8人で、参加費300円(ノート付き)。申込み先は前述同じ。
 

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