三浦海岸まちなみ事業協議会桜まつり運営委員会は、今年度の「三浦海岸桜まつり」を2月5日(土)から3月6日(日)に開催する。新型コロナウイルス感染症の発生動向注視や感染防止対策に重きを置いて2年ぶりに実施。同じく3月には三浦国際市民マラソンも種目限定で3年ぶりの開催が決定しており、“ウィズコロナ”に対応した形式を模索しながら、市内大型イベントが徐々に再開しつつある。
三浦海岸駅前から小松ヶ池公園へ続く約1キロの歩道などに植栽された、河津桜や菜の花の競演が楽しめる三浦海岸桜まつり。今回で19回目を数えるが、昨年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で初めて中止に。2年ぶりに開催されることになった。
再開にあたり、従来のイベント形式を一部変更。陣屋太鼓や踊りで観光客を迎える「お迎え式」などの駅前集客イベントを中止。見どころの1つになっている線路沿いの夜間ライトアップも取り止め、駅前広場に限定するなど小規模での実施が検討されている。
また、地場野菜や魚、土産物などを販売する「テント村」は、消毒液や飛沫防止シートの設置、マスク着用の義務化といった感染症対策を徹底した上で開かれる。酒類の販売は今後の国や県の方針に準じることとし、食べ歩き向けの商品提供や会場内での飲食の可否については関係機関と調整中。国の緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が会期中に発出される場合は、中止するとしている。
段階的緩和へ
同じ三浦海岸地区を会場とする大規模イベントでは、3月6日(日)に三浦国際市民マラソンが3年ぶりに開催される。
コロナ禍以前は沿道の応援客を含めて8万人を超える人出がある同大会。今回はハーフマラソンに限定してランナー9千人を募集、ステージや飲食販売の集客イベントも見送る方向で、“ウィズコロナ”時代における大会運営について検討・調整を重ねている。
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