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市ボラ協 30周年記念誌「絆」発行 助け合いの歩み、1冊に

コミュニティ社会

掲載号:2022年4月29日号

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吉田市長(右から2番目)に記念誌を手渡した深瀬会長(右)と会員たち
吉田市長(右から2番目)に記念誌を手渡した深瀬会長(右)と会員たち

 三浦市ボランティア連絡協議会(深瀬加根会長)は今月、創立30周年を迎えたことを受け、記念誌「絆」を発行した。これまでの歩みや現在加盟する各団体の活動内容などを詳細に記載。300冊製本化し、関係者や市内の小中学校に配布した。図書館や市民センターなどの公共施設でも見ることができる。

 高度経済成長期の真っ只中にあった1960年代、市内では自発的なボランティア活動に取り組む人々が現れ始めた。70年代に入ると団体数も増加。年号が平成に変わった頃には、各団体がさらに地域福祉を充実しようとする流れが生まれ、市社会福祉協議会の協力のもと91年4月に、36団体・9個人を合わせて会員数約600人で同協議会の歴史が幕を開けた。

 発足後は、ボランティア団体の相互間連携をめざし、それぞれの持ち味を活かしながら活動した。より活動を活発化するため、2003年に「広報」「研修」「会員」「交流」の4部会制を導入。各部会の自主計画によって事業を進める新たなスタイルを確立した。05年には、活動拠点となる市総合福祉センターが完成し、ますますスムーズな運営が図られるようになった。

 近年では、会員がボランティアとして「三浦市民まつり」に参加するほか、東日本大震災をテーマにした「要援護者災害支援市民シンポジウム」での募金活動や団体の垣根を越えた情報交換、研修などを通じて、市内における幅広い活動の円滑化にも繋がっている。

タイトルに込めた想い

 記念誌のタイトルは、10周年が「愛」、20周年が「歩」、そして30周年の今回が「絆」。同協議会の立ち上げ当時から携わった世古久枝副会長が「人と人との『絆』を大切に、支え合い、やさしい心を持って、活動していくことが目標」と、表紙の字を揮毫した。

 ページをめくると、深瀬会長と世古副会長による30年間の振り返りや吉田英男三浦市長と市社会福祉協議会の川崎喜正会長からのお祝いメッセージ、各団体・個人と同協議会がこれまで取り組んできた軌跡などがこと細かに綴られている。

 4月21日には、会員らが三浦市役所を訪れ、吉田市長に記念誌を手渡した。「市民にボランティア精神を根づかせることに尽力されている。今後市も連携して助け合いの輪を広げていきたい」と吉田市長。記念誌は、市内3カ所の図書館や2カ所の市民センター、三浦市民交流センターなどに配架されている。

次世代に受け継ぐ精神

 会員の高齢化に伴い、ここ数年は各団体の会員数も減少。部会制は廃止され、役員会が活動の企画運営を担っている。

 現在は12団体・6個人・会員数186人。人員が大幅に少なくなったことを踏まえ、深瀬会長は「それでも皆が活動を継続することが大切。ボランティアをする姿を広く発信していくことで、若い世代にも参加してもらえたら」と話した。

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