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三浦 教育

公開日:2022.10.08

「学校の雰囲気」大切に
現役生徒の保護者に聞く

 秋は中学・高校の志望校選びが本格化する時期。本紙では神奈川県私立中学高等学校協会の協力のもと、私立学校に子どもを通わせている保護者に、実際に通って感じる「生の声」を聞いた(本文敬称略)。

 --どのように学校を選んだか、注目した点は

 加賀美「親も私も卒業生。息子にも同じ経験をさせてあげたいという思いが強かったです」

 庄司「『小規模の学校が良い』という長女の意見を元に探すうちに、学校の穏やかな雰囲気が親子共に気に入りました」

 飯塚「試験当日に申し込んだのですが、明るい雰囲気がとてもよくて入学を決めました」

 --通わせての印象は

 加賀美「中高一貫で高校受験がないので、学校側も留学や体験学習などを積極的に取り入れています。人生のいろいろな糧を蓄積するには大事だなと感じました」

 庄司「多感な時期に環境の変化がなく慣れ親しんだ先生方に継続的に見て頂けるので安心です」

 飯塚「保護者の教育に対する熱意を感じました。『父の会』というのがあるのですが、役割分担の場でも皆さん積極的。お父さんと口をきいてくれない年頃なので、親同士の情報交換などもしやすい環境ですね」

 --私学受験を考えている保護者にアドバイスはありますか

 加賀美「私学に入るとこんなに楽しいことがある、色々な経験ができるというのをモチベーションにしてもらえれば、受験勉強も乗り切れると思います」

 庄司「実際に行ってみること、そして子どもがここだと思えることが何よりも大切だと思います。学校の良さを実際に訪れて感じてみるのが良いと思います」

 飯塚「偏差値で選ぶよりは、学校の雰囲気が子どもに合っているかという視点で見た方が良いと思います。一生に渡って自分の母校になる場所なので、勉強以外の要素も視野を広げた方が良いかなと思います」

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