三浦 教育
公開日:2022.11.18
桜モチーフ校章の由来
桜の花びらと蕾(つぼみ)、葉で構成される三崎小の校章。1887(明治20)年に六合学校と東岬学校が合併し、宝蔵学校と改称した歴史があり、宝蔵山にあったと言われる桜の御所、鎌倉将軍の桜見物といった郷土史のゆかりが背景になったと考えられている。学校で制定したかは定かでない。
校内に飾られている木製の校章(【1】)は、関東大震災で全壊した校舎の復旧工事完成を記念して、施工者・板倉寅次郎氏によって寄贈された。
今、正面玄関の上に掲示されている現行モデル(【2】)は、砲金製(銅・すず・亜鉛・鉛の合金)。「古い伝統を考え、是非校庭から見えるところに校章が欲しい」という父母の要望を受け、木製と同型の校章をPTAバザーの収益金を使って作成し、1986(昭和61)年9月20日に開かれた秋季運動会の際に除幕式が開かれた。
3年生15人が、ペットボトルキャップ約3千個で作った180cm四方の校章もある(【3】)。制作期間は1カ月。自分の身長を超える大作だ。
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