戻る

三浦 教育

公開日:2022.12.16

三崎小150周年
冬空いっぱい祝福の輝き

 三浦市立三崎小学校(札内尚校長/児童数113人)が今年で創立150周年を迎えたことを祝う花火が12月1日、三浦市役所グラウンドから打ち上げられた=写真。

 記念事業準備実行委員長の秋本清道さんやPTA会長の川名大介さんらが中心となって地域住民に寄付を呼び掛け、約70発の花火が用意できた。

 本来であれば、11月3日に行われた式典のフィナーレを飾る予定だったが、強風のため延期に。この日も午前中は雨に見舞われ、再延期が心配されたが、午後になると徐々に天候が回復。5時を過ぎた頃には、雲間から月が照らし始めた。

 待ちに待った瞬間を一目見ようと、暗くなった校庭には児童とその保護者、卒業生らが続々と集結。式典の参加者がそれぞれの願いを書いた短冊を「天まで届かせて祈念する」ため、札内校長がキャンプファイヤーで燃やし終わった後、花火の幕開けを告げるカウントダウンの声が響いた。シンボルツリー「五常の松」越しに皆の視線が注がれた直後、冬空は満開の輝きで彩られた。それに呼応するように「たまやー」と叫んだり、互いに肩を組んで身体を揺らしたりと、学校にいる全員が感動を共にした。

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS