三浦 教育
公開日:2023.01.06
リッチな給食に舌鼓
小中学校でマグロ提供
三崎港に水揚げされたメバチマグロをふんだんに使った特別給食が12月16日と20日、市内小中学校で提供された=写真。
「三崎マグロの日」と銘打った市の事業で、コロナ禍で消費低迷に陥る市内事業者への経済支援と地場食材を口にした子どもがまちに誇りを持ってもらうことが狙い。献立はマグロそぼろ丼とカツ、かき卵汁。刺身でも食べられるマグロのミンチや大根、ホウレン草など通常の約3倍となる1人600円の食材費が掛かった。児童の1人は「食べ応えがあって最高」と笑みを浮かべた。
物価高騰の影響を受ける児童・生徒の保護者の負担軽減を目的に、市は10月から3月までの6カ月間、市内小中学校の学校給食費を全額補助している。20日、南下浦小学校で特別給食を食べた吉田英男市長は「給食費は値上げせざるを得ない状況にあるが、保護者の負担増にならないよう検討していきたい」とした。
なお、2月にも同様の事業が予定されている。
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