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三浦 教育

公開日:2023.03.17

高松英一さん
精一杯の声で「ありがとう」
65歳離れた”友達”に

  • プレゼントした額入りのコラム原稿を手にする高松さん(中央)と池田さん(左)、下里さん(右)

 卒業前に伝えたい「ありがとう」――。小網代在住の高松英一さん(80)は3月2日、三崎中学校を訪れ、今春高校に進学する池田朔之伸さんと下里海翔さんに自作のコラムをプレゼントした。

 テニス部で3年間、ともに汗を流した2人。一緒に登下校することも多かった。通学路沿いに住む高松さんから毎日にように「いってらっしゃい」「おかえり」と声を掛けられるうちに、いつしかその間には深い絆が生まれた。

 コラムには、高松さんの同級生が亡くなり寂しさを覚えたこと、卒業後も皆の関係性はずっと変わらないこと、胸を熱くした言葉への感謝の意などが綴られている。

 文章を読んだ池田さんは「背景を知らなかったので少し驚いた。でも僕たちを大切に思ってくれて嬉しかった」と話し、下里さんは「もちろん、これからも友達ですよ」と白い歯をこぼした。

※コラム全文は下記参照

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