三浦 経済
公開日:2023.04.14
風味もコクもアップ
「大根焼酎」販売スタート
三浦半島の特産品である「三浦大根」を原料にした「だいこん焼酎三浦」が今季も製造され、販売がスタートした。
大根焼酎は、三浦海岸駅前の飲食店主らでつくる「みうら江戸前倶楽部」(長島満雄会長)が2005年に、まちおこしとして販売開始した。近隣農家の畑でメンバーが種まきから収穫作業までした後、長野県佐久市の蔵元に醸造を依頼。大根を30%以上使った焼酎は、口に含むと特有の香りとまろやかな甘味を感じられ、その味を待ち望むファンも多い。昨春から三浦市ふるさと納税の返礼品にもなっている。
今季は約3500本を用意。上宮田の酒店「西崎商店」では、4月4日に入荷後、特設コーナーを設けた。「遠方から買いにくる人もいる。『風味やコクが増して、口当たりも良くなった』と好評」と西崎則雄代表。販売元である横須賀酒販協同組合の櫻井邦洋理事長は「物価は高くなっているけれど、地域貢献が目的なので価格は据え置き」と笑みを見せた。
アルコール度数25%。720ミリリットル入り・1430円(箱入り+110円/税込)。問い合わせは同組合【電話】046・823・1336(月・水・金曜午前10時〜午後1時)
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