「いち、に、いち、に...」。三崎中学校で5月21日、体育祭が開かれ、同校の伝統種目「全校むかで競争」が4年ぶりに実施された。
1・2・3年生が垣根を越えてチーム(各7〜9人)を作り、メンバーたちの足をロープ1本で結び、襷を繋ぐリレー。跳び箱やカラーコーンなどの障害物を乗り越え、往復60mを駆け抜ける。
当日は約240人の生徒が参加。互いに協力しながら、仲間を気遣う声がグラウンドに響いた。また、今年度から生徒が考案した新ルール「ミラクルポイント」を導入。「奇跡的に転ばずに走り切ったチームの数×1点」が加算されるもので「全校生徒で称え合いたい」「少しでもケガを減らしたい」といった願いが込められている。
終了後、生徒会長を務める川添貴大さん(3年)は「皆が助け合う姿を見て、生徒会活動のスローガン『心ひとつに』を感じた。新たな伝統が生まれたことも嬉しい。後輩たちも、より良い競技にしていってほしい」と期待を寄せた。
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