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三浦 経済

公開日:2023.06.23

船主・望月智仁さん
金田漁港で四半世紀ぶり新造船
さらなる発展誓う

 金田漁港で6月11日、「第七金信丸」=写真右=の進水式が開かれた。同漁港では約25年ぶりに造られた船で、乗組員や関係者らが大漁旗をはためかせたり、餅などを投げたりして、新たな門出を祝福した。

 船主は22歳の望月智仁さん=写真下。母方の祖父の代から続く漁師家系で、幼い頃から叔父の船に乗り込むうちに「いつしか漁業に憧れを抱いていた」と振り返る。

 新造船は全長16m、総重量4・9t。刺し網漁やたて縄漁を行い、地金目やクロムツ、エボダイ、ヤリイカなどが漁獲できるほか、釣り船としても活用するという。

 自分自身で操業する漁船を手に入れた望月さんは「先代たちを超える漁師になれるように努力していきたい」と語った。

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