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三浦版 公開:2023年7月21日 エリアトップへ

市民交流拠点整備 優先交渉権者にスターツ 再公募の末、三浦市が選定

社会

公開:2023年7月21日

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三浦市役所の外観パース。右奥にはベイシア三浦店が見える=市提供
三浦市役所の外観パース。右奥にはベイシア三浦店が見える=市提供

 三浦市が引橋の旧県立三崎高校跡地で進める市役所移転を含む市民交流拠点整備事業の優先交渉権者に、スターツグループ(代表企業スターツCAM(株)/東京都江戸川区)を選定した。7月6日に市議会総務経済常任委員会が開いた協議会で市が概要を報告した。

 2026年4月の供用開始に向けて市は昨年10月、事業者を公募。しかし応募がなかったため、今年1月に公共施設整備費を約5億円増額の42億円(税込)にしたほか、提案条件を見直した上で再公募した。その結果、2グループから事業提案書が提出された。公共整備費は共に同額だった。

 優先交渉権者に選ばれたスターツグループの公共施設の提案は、庁舎棟と付属棟。庁舎棟は鉄骨造地上3階建てで、延床面積約7400平方メートル。1〜2階に市役所や県保健所、総合福祉センター、3階には議会や会議室、市民交流の機能などを配置する。付属棟は鉄骨造地上2階建てで、延床面積1600平方メートル。福祉センターと書庫を設ける。

 一方、民間施設は公共施設の南側に位置するA棟と敷地外のB棟。A棟は地上2階建てで、延床面積1750平方メートル。1階に商業施設、2階には図書館と書店、多目的スペースなど、B棟は小網代の森来訪者用の駐車場に商業施設を予定している。

人をつなぐ庁舎

 また事業者からの追加提案として、図書館は民間で整備して市が賃借する計画と指定管理者制度の導入、施設間を接続するペデストリアンデッキ(高架型歩道)の整備などがあり、「人をつなぐ庁舎」をコンセプトにした内容を市が評価した。

 今後のスケジュールは、7月中に基本契約を結び、10月までに基本設計を終え、11月から実施設計を行い、来年9月から建設工事に着手する予定。なお、民間施設に入る店舗や配置などについては、今後変更する場合があるとしている。

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