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三浦 スポーツ

公開日:2023.11.03

ラクロス120年ぶり五輪復活
女子日本代表招き体験会

  • 昨年6月に潮風スポーツ公園で強化練習を行った女子日本代表選手(上)、五輪追加種目採用を記念した横断幕

 2028年ロサンゼルス五輪の追加種目にラクロスが採用された。120年ぶりの復活を記念し、11月11日(土)には女子日本代表選手を招いた競技の体験会が潮風スポーツ公園で開かれる。

 ラクロスは、網のついたスティックで球を奪い合い、相手ゴールへのシュートで得点を争う競技。スピード感と激しい攻防から「地上最速の格闘球技」と呼ばれる。

 もともとは、サッカーやグラウンドゴルフに使われていた同公園。練習場所の確保に苦慮していた大学生チームなどが、2018年頃からラクロスコートとして利用し始めたことを踏まえ、指定管理者であるスポーツプラザ報徳が選手支援や競技普及をめざして環境整備に乗り出した。

 20年には、ピンク色の10人制女子ラクロス専用ラインを用意。ただロス五輪種目には6人制が候補に挙がっていたため、紫色のラインも追加した。これまでラグビーのラインを使ったり、選手自ら養生テープを貼ったりするなど、距離感が曖昧なうえに手間が掛かっていた女子日本代表選手もここで強化練習を実施。その甲斐あってか、昨年の世界大会(10人制)では、歴代最高タイの5位に入賞した。

 五輪追加種目採用を記念した横断幕が現在、同公園などに掲げられている。施設長を務める山内雄己さんは「スポーツ業界では”ラクロスの聖地”と言われることも多くなった三浦。これを市民にも浸透させていくべく、競技に触れる教室などを積極的に催していきたい」と熱く語った。

 記念イベントは、午後1時30分から昨年の代表選手による試合や競技説明が行われるオープンセッション、3時から体験会を実施。誰でも参加可能で無料。予約不要。問い合わせは同公園【電話】046・888・8189

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