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三浦 社会

公開日:2023.11.17

RUN伴+三浦半島で認知症啓発
タスキつないだ329人

 認知症と接点のない人が当事者やその家族などと走るまちづくりイベント「RUN伴(ランとも)+三浦半島」が11月3日から5日まで開かれた。

 参加者は3日間で329人。最終日には、逗子から葉山、横須賀と経由した後、今年ホストタウンとなった三浦の神田黒崎区民会館まで約21Kmのコースを疾走し、タスキを一本に結んだゴールテープを多くの人がくぐった=写真。それを出迎えるように、子どもたちによるチアダンスなど、地元団体らによる華やかな企画でグランドフィナーレを飾った。

 10年以上前、若年性認知症の診断を受けた逗子市在住の近藤英男さんも参加し、親指を立てる"グー"のポーズとり、ご機嫌の様子だった。イベントの実行委員長を務めた小河原格也さんは「皆さんの走りで笑顔の輪がさらに広がった。最高だった」と話した。

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