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三浦 教育

公開日:2023.12.15

三崎小
グローバルな学び披露
児童とALTが寸劇

  • 浅草へ観光に訪れた外国人と記念撮影した時のことを三崎小АLTのインディアナさん(右から2番目)と寸劇で紹介した6年生による学習発表の1コマ

 文部科学省から教育課程特例校に指定された三崎小学校では、今年度から「グローバル表現科」のカリキュラムを新設した。郷土を愛し、豊かな国際感覚を身につけることなどが狙いで、12月9日には、これまでの成果を披露する「キッズ発表会」を開催。保護者や地域住民らが見守る中、ステージに上がった児童たちは堂々とした姿で学習内容を発表した。

 同校には、三浦市の姉妹都市であるオーストラリア・ウォーナンブール出身で外国語指導助手(ALT)のインディアナ・シャーロックさんが常駐。「ふるさと〜三崎〜」をテーマにした発表会に向け、子どもたちに他国の言語や文化、考え方などを指導してきた。

 迎えた当日。児童らは歌や楽器演奏を交えながら、三崎マグロや世界の食事などについて学年ごとに発表した。6年生は浅草や鎌倉で外国人にインタビューした様子を寸劇で紹介。インディアナさんも観光に訪れた外国人役に扮して登場したほか、同校の校歌を作詞した故・北原白秋の名曲『この道』を児童は時折英語で歌って見せた。最後のあいさつで札内尚校長が「いかがでしたか」と来場者に問いかけると大きな拍手で沸き、「三崎っていいですね」と締めくくった。会場には海南神社の米田 郷海宮司もおり、「良い発音だった。外国の方に英語でまちの魅力を説明できる子どもが三崎にいることは心強い」と称賛した。

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