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三浦 社会

公開日:2024.01.05

“動く交番”稼働中
管内6カ所で見守り

  • 旧三浦市消防本部跡地で開設するアクティブ交番=12月21日撮影

 「城ケ島入口」交差点近くの道路沿いに面した六合交番を廃止したことに伴い、県警は昨年4月から警察車両を交番代わりにする「アクティブ交番」を導入した。管轄区域内6カ所を巡回。新たな交番のスタイルとして定着を図りたい考えだ。

 県警は2019年3月、県警交番等整備基本計画を策定。交番の人員不足や施設老朽化などを背景に、29年度までに県内の交番を471カ所から400カ所ほどに減らす計画を進めている。

 アクティブ交番は、統廃合後の治安対策として配備する県警独自の取組。車両はワゴンタイプで、数名の警官が所定位置に駐車後、張り出したテントの下に机といすを設置。遺失物・拾得物の届け出や各種相談、防犯啓発など、これまでの交番業務を受け継ぐほか、子どもの登下校時に通学路での見守りや事案発生時には現場へ向かい、パトロール活動も担う。

 愛称は「みさき号」。市役所、六合連絡所(旧交番)、旧市消防本部、ホテル京急油壺観潮荘駐車場、炭火焼肉美咲苑駐車場、原区民センターを各日ごと順番に開設している。時間は午前10時から正午、午後1時から3時(変更あり)。

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